アフリカイネの茎伸長に関わる遺伝子探索

昨年10月に芦苅ラボで博士学位を取得し、今は研究員として働いているクインさん。彼女が長年行っている研究のひとつに、「アフリカイネの茎(節間)伸長に関わる遺伝子を見つける」というものがあります。
今日はそのための実験のひとつとして、深水に浸しておいたアフリカイネのグラベリマが、どのくらい節間伸長したのか計測を行いました。
400個体という大量のイネの計測ですが、クインさんにとってこの計測はお手の物。たった一人で、夕方には終えてしまいました。

これまで何百、何千ものイネをフェノタイピングし、交配し、QTL解析を行ってきましたが、候補となる遺伝子をかなり絞り込めてきたようです。
この研究がまとまるまで、もうひとふんばりでしょうか。無理せず頑張ってくださいね!

長く伸びたイネを水から引き上げるクインさん(左)と引き上げヘルパーの水嶋さん(右)
1株につき1本ずつ、節間の長さを計測します
イネが長いので、物差しも特別長いものを使用

しごと

前の記事

田植え2025
あそび

次の記事

産地直送レタスサラダ