圃場調査
ベトナムからの留学生クインさんは、野生イネが保持する茎伸長促進遺伝子の研究を行っています。
今年は2,500個体もの分離集団を圃場で育成し、遺伝子解析する計画です。
この分離集団のDNA解析(7月28日にメンバー全員で協力してサンプリングした葉をラボに持ち帰ってDNAを抽出しました。現在DNA解析を行っています)と表現型解析(茎の長さを調査)をすることで、茎の伸長を制御する遺伝子を見つけることができます。
今回はこれらの分離集団の全個体の茎の長さを調査しました。
一般的なイネの茎の長さは100cm位ですが、分離集団の中には190cmと、とても茎が長くなるイネもありました。
クインさん、新奇の遺伝子が見つかるといいですね。
効率的に調査を行うため、2人1組(計測する人とデータを記入する人)で調査をします。
2,500個体もあるので大変な作業となりましたが(2日間かかりました)、ラボメンバーの協力で無事計測が終了しました。
皆さん暑い中、大変お疲れ様でした。